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あなたがここに来られたのは何かお困りごとがあるから、でしょうか?
結婚に疑問を感じている、婚活してるけどなんだかうまくいかない、そんな感じ・・・ですか?

そんなあなたが少しでもホッとできるお話をお伝えしたいと思います。

お届けするのは大阪市中央区の結婚相談所マナマナでカウンセラーをしています坂田芳弘です。
大阪のちいさな結婚相談所マナマナは小規模ですが8万名程度(2022年9月現在)の会員数を誇る日本結婚相談所連盟に所属しています。
大阪から全国へオンラインで活動を展開している成婚率が約40%の結婚相談所です。

ここでは私の母親の結婚を考えてみたいと思います。
今の時代とは異なる結婚観。
だけど、その時代の感覚を私たちは引きついでいるのです。

結婚ってなんだろう?

あなたのご両親の、そのまたご両親の時代のお話かもしれません。
そんな時代のことが参考になるの?って思われたかも知れませんね。

だけど、その時代の両親がいて私たちは今の時代を生きているのです。
私も母の結婚観を直接聞いたわけではありません。
でも、今、こんな気持ちで私と姉を育ててくれた母親に感謝しています。

母の結婚、その背景は?

正直、私は母がどういったいきさつで今は亡き父と結婚したのかは聞いたことがありません。

私が母の結婚観に触れたのは姉が結婚するときでした。

姉は、勤めていた会社の人と結婚することを決めたのですが、

義兄は出身が遠くの、しかも農家の長男と言うことで母は強く反対していました。

でも、それでひるむような姉ではありません。

姉はその人と結婚しました。

母親の怒りはすごかったのです。

母も好きだし、姉のことも好きでした。

そんな私が母に言った言葉。

「二人が好きでけっこんするんやからいいやん」

即座に母から返ってきた言葉は

「あんたにはわからへん!」

そうなんですよねぇ。

その時に感じたのは、母は父のイエに嫁いできて相当な苦労をしたんだろうなぁって言うことでした。

自分の娘に同じような苦労をさせたくない、そんな気持ちだったのでしょう。

親っていうのはやはり自分の子供には幸せになって欲しいと願うものなんですね。

自分の娘はそばに置いておきたい・・母の本音

また別な感覚を覚えることもあります。

恐らく母は姉を自分の近くにおいておきたかったのでしょう。

結婚相談所の仕事をしていると、

お母さんが一人でやってこられて、

「娘にいい人がいないか?」

と尋ねられることもあります。

そんな場合には決まって、

「近くで」とおっしゃられます。

娘さんの意向も確認したいので、

「次はご一緒に」ってお願いすると、

来られることはありませんでした。

母も姉のことを自分の近くに住まわせていたかったんだろうなぁって思います。

娘を思う母の気持ち

こんな風に、私たちの相談所にこられたお母さんは

恐らく娘さんには何も話しておられなかったのでしょうね。

私の母親の話に戻しますね。

私の父は、田舎の8人兄弟の長男でした。

そこへ嫁いできた母は、姉を産んだ時に子供は姉一人だけでいいと思っていたそうです。

しかしまわりの小姑、つまり父の姉妹たちは、

長男の嫁が女の子を一人産んで許すことがなかったようです。

なんとか男の子が生まれて欲しいと願って生まれたのが私だったそうです。

それでホッとしたと言うような話を

私は何度も聞かされて育ちました。

母はまわりから(小姑?)大きなプレッシャーを

かけられていたのでしょう。

昭和の時代の結婚にはそんな「プレッシャー」と戦う必要もあったのです。

母親の使命

いまでこそ結婚するのは自由だというのは当たり前になっています。

でもその歴史は、イエを守るための結婚だったことを知っておくことは必要だと思うのです。

結婚、そして子供を産み育てることは大きな母親の使命だったのです。

言い換えれば、これまでの人類の歴史を創ってきたのは母親たちだったと言っても過言ではないでしょう。

とりあえずは結婚してダメだったらわかれたらいいやん、っていうような考え方はそぐわないような気がします。

結婚には覚悟が必要だと思います。

新たな文化や社会を創るんだという使命を全うするために。

こんな風に考えると結婚するのっていやだと思いました?

そこまで考える必要はないのです。

でも結婚は時代を変えるかもしれないという可能性を秘めていることは確かなのです。

そんな可能性にワクワクしてもらえたらいいなぁと思っています。

コチラの記事も参考にしてみてくださいね!

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