私のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
あなたがここに来られたのは何かお困りごとがあるから、でしょうか?
結婚に疑問を感じている、婚活してるけどなんだかうまくいかない、そんな感じ・・・でしょうか?
ところであなたは結婚の意味って考えたことありますか?
恐らく考えたことないですよねぇ。
当たり前すぎて。
だけどそれは昔のお話です。
他の誰でもない、あなたにとっての結婚の意味を考えることはこれからの人生を歩んでいくためには必要になって来ているのです。
【結婚の意味】
結婚することにどんな意味があるのか、多くの方は考えたことがないでしょう。
でも大丈夫ですよ。今婚活されている方の中にもこんな疑問を持ちながら活動されている方は結構多いのです。
だって誰も教えてはくれませんからね。あなたのご両親も教わっていないと思いますよ。
結婚の目的やその価値については人それぞれで異なります。
では「結婚の意味」はどうでしょうか?
これは人によってというよりは、時代と共に変化します。
つまりあなたの親御さんの時代とあなたの時代では異なるのです。
結婚すると育った環境の異なる男女が一緒に生活をすることになります。
昔は女性が嫁いだ家の環境に合わせる必要がありました。で
も、これからはどちらかが相手に合わせる必要はないのです。
育った環境が異なっていること、そして二人がお互いの感性や価値観を認め合って共に成長し合いながら、ひとりでは実現できなかったであろう人生を楽しく過ごせるようになることが結婚生活なのです。
このように異なる環境で育ってきた二人がお互いの文化を融合させ、新しい文化を創っていくことがこれからの結婚の意味なのです。
【価値観が違うことは問題?】
夫婦が離婚する際の理由としてよくあげられるものに「性格の不一致」だとか「価値観が違った」と言うものがあります。
そのような違いはあって当然のことですからそれが主な原因ではないのです。
お互いが歩みたいと思っている人生が異なっていることをそれぞれが理解できていなかったということなのです。
つまるところ、「わかってくれているはず」だと思っていたのがそうではなかったということ。
お互いの価値観が違っていても、それを認め合えればそれは大した問題ではありません。
普段からお互いの価値観がわかるような生活ができていればいいのですがね。
コミュニケーションができていないのが離婚の原因なのです。
【日本はすれ違いの文化】
このようなすれ違いの原因の一つは日本の「奥ゆかしい文化」によるものと考えられます。
昔、男性は黙って胸に秘めたる信念を貫くことが美徳とされていました。
男性は多くを語らず、どっしりと構えているのが恰好よかったのです。
女性はこれまた黙ってご主人についていくことが美徳でした。
ご主人の思うところを推し量ってその気持ちを汲み取り、黙って支えていくことがつとめでした。
いわゆる「内助の功」ですね。
このようにお互いにしゃべらない文化が引き継がれてきているのですから、男女間で意思疎通を図る習慣がなかったと言えます。
男性は黙って思う方向へ勝手に進み、女性は黙って男性についていく文化でした。
【時代は変わった?】
今の時代にそんなことはないでしょ!と思われる方は多いと思います。
私は今でもそのすれ違いの文化は根付いていると思います。
近代化が進んだ自由な社会だとも言われる日本ですが、まだ男社会が続いています。
なぜなら1955年生まれの私がそうだったからです。
私は自分の両親を見てそのような男女の位置づけを学びました。
そして私はそれを自分の子供にも伝えてきたのです。
このように家族の中で文化は伝承されています。
「男女雇用機会均等法」ができたり「女性活躍社会」といった掛け声のもとで女性の社会進出が増えていることは事実です。でも女性が進出するのは男社会へなのです。
決して女性中心の社会ができているわけではありません。
人口減少の時代を迎えて、これまでの文化では社会は成り立っていかないと思います。
変化すべきは男性中心の社会から本当に男女平等の社会にならなければなりません。
もちろん男女の違いを認めたうえでです。
【お互いを尊重する風土を】
感性や価値観が異なる男性と女性は別な生き物と言っても過言ではありません。
そんな男女が本当の意味で理解し合うにはかなりのコミュニケーションが必要です。
コミュニケーションの主体は言葉ではありません。
お互いの表情や身振り・手振りを通して初めてコミュニケーションは成立します。
男性は言葉で、それも簡潔な表現で伝えようとします。
これでは男性が何を考えているのか女性には伝わりません。
女性は感情で伝えようとします。男性はそれを無理やり理屈に置き換えて理解しようとします。
でも感情を理屈に置き換えるのは非常に困難なことなので、結局男性は女性が言わんとすることを理解できません。
お互いがどのように違うのかを理解し、その違いを認めなければ男女のコミュニケーションは成立しません。
お互いの違いを理解するには共にお相手を尊重する気持ちがないと認め合えないものなのです。
違いを認め合ってお互いを尊重することが「風土」として醸成されなければ男女平等の社会とは言えないのです。
そのような風土を醸成するためにも社会の最小構成単位である家庭の風土を変えなくてはなりません。
女性が我慢して男性についていく、旧来の日本の文化から男女平等の社会へ変えて行くためにも少なくとも家庭の中では男女が平等である風土が根付く必要があります。
【これからの結婚】
昔の結婚の意味は女性が男性の家へ「嫁いで」行って、その家の家風に合わせて次の世代へ繋いでいくことでした。
でも今の社会では男女がお互いの違いを認め合うことが大切です。
お互いを理解し尊重することによって異文化を融合させ、新しい文化を創ってその風土を次の世代へ繋いでいくことがこれからの社会に求められる結婚の意味なのです。
守るべきはもはや「家」ではありません。
戦後の復興を果たし、高度経済成長を成し遂げるには自分という個性を殺してでも組織力を上げることに集中する必要がありました。
その結果、物質的には裕福な社会となりました。
次の時代は「こころ」が満たされる社会です。
家族が「こころ」で繋がり、夫婦がその中心にいるのです。
男女がお互いの文化や価値観を尊重して認め合い、新たな文化を創るのです。
そして夫婦がお互いに支え合って、ひとりでは実現できない楽しい人生を歩むことが次の時代に求められる結婚の意味なのです。
親に言われた通りの結婚をする必要はありません。
誰かに勧められた結婚をする必要もありません。
自分で決めた結婚をしましょう。
あなたがあなたの人生を楽しむために。そしてそれを次の世代に繋いで行くのです。
あなたが幸せになることで社会は平和になります。
あなたらしい結婚をご自身で決められるようになるために、このサイトで必要な情報をお伝えしていきます。
ぜひ楽しんでくださいね!!
