「ホンネ」が見えない夫婦のすれ違いをなくすには
「夫(妻)が何を考えているのか分からない」「もっと本音で話してほしいのに…」
夫婦間でこうしたモヤモヤを感じたことはありませんか?
人生を共にするはずのパートナーでも、日常の中で気持ちが伝わらなかったり、誤解が積み重なったりすることは珍しくありません。お互いに大切に思っていても、それがうまく表現されないと、心の距離がじわじわと広がってしまいます。
そんなときに役立つのが、ACS個性診断です。特に、その中の「開示性」と「表出性」という2つの尺度を理解することで、夫婦間のコミュニケーションを改善する具体的なヒントが得られます。
ACS個性診断とは?夫婦コミュニケーション改善に役立つ「第三の指数」
ACS個性診断ではCQ(コミュニケーションクォーシェント)という指数を意識しています。
CQとは、IQ(知能指数)、EQ(心の知能指数)に続く**「第三の指数」**として注目されています。
人が生まれ持った発想パターンやコミュニケーションの得意・不得意を、12の尺度で「見える化」する心理分析ツールです。
この診断は、カップルカウンセリングの第一人者・和田真雄先生と、名古屋大学の村上隆教授が学術的に検証した信頼性の高い方法。単なる性格診断ではなく、夫婦や恋人など親密な関係のすれ違いを解消するための具体的な指針を与えてくれます。
「開示性」と「表出性」が夫婦の距離を決める理由
夫婦という最も近い関係では、相手の性格や感情を深く理解し、受け止めることが求められます。しかし、以下の2つの尺度が低いと、「ホンネが見えない」という壁が生まれやすくなります。
開示性(親和力・開示力)とは
意味:自分の内面をどれくらい相手に見せられるか
- 開示性が低いと…
プライベートなことを話すのに抵抗があり、秘密やコンプレックスを抱えやすい傾向があります。恋愛から結婚への過程で深いコミュニケーションを築くのが難しくなることも。 - 開示性が高いと…
自分のことを自然に話せ、相手の心にも踏み込みやすくなります。
表出性(感情力・表現力)とは
意味:自分の感情を素直に表現できるか
- 表出性が低いと…
会話が淡々としやすく、感情を表すのが苦手。理屈中心になり、温かみが伝わりにくい傾向があります。 - 表出性が高いと…
笑顔や声のトーン、仕草などに気持ちが自然と表れ、相手に安心感や親近感を与えます。
夫婦の心の距離を縮める4つの実践ステップ
ステップ1:お互いの傾向を「見える化」する
まずは夫婦でACS個性診断を受け、それぞれの開示性と表出性の数値を知りましょう。
一般的に男性は表現力や共感力が低め、女性は高めという傾向があります。この男女差を理解するだけでも、不要な誤解が減ります。
ステップ2:相手の個性を尊重する
- 開示性が低いパートナーには…
無理に本音を聞き出さず、安心して話せる環境を整えることが大切。 - 表出性が低いパートナーには…
言葉だけでなく、表情や行動から感情を読み取り、受け止める姿勢を持ちましょう。
ステップ3:共感型会話で感情の交流を増やす
ACS個性診断が重視するのは「共感型会話」です。相手の感情をそのまま受け止め、「そうなんだ」「嬉しいね」と返すだけで、感情の橋がかかります。事実や意見をぶつけ合う議論型の会話よりも、心が近づきやすくなります。
ステップ4:「自分が変われば相手が変わる」を実践
ACS個性診断が大切にしているのは「相手にしてほしいことを、まず自分からする」。
もし本音を聞きたいなら、まず自分が心を開き、素直に感情を表現することで、相手も安心して歩み寄ってくれます。
開示性と表出性を理解して「幸せ組」の夫婦へ
夫婦間のコミュニケーションのすれ違いは、性格の不一致ではなく「開示性」と「表出性」の違いが原因であることが少なくありません。
ACS個性診断でこれらを見える化し、相手の特性を理解することが、心の距離を縮める第一歩です。
無理に相手を変えようとせず、自分から変化を起こすこと。
それが、夫婦関係を「我慢の関係」から「安心と信頼の関係」に変える秘訣です。
今日から少しずつ、
“心の橋”をかけていきましょう。
コメント