もうすぐ40歳!こうなってくると焦るのは女性です。
なぜって?
だって子供を産むことを考えると、40歳になってしまうといわゆる高齢出産になり、出産もなかなか難しくなってきます。

一方で仕事の方も中堅社員としてバリバリ働いている時期。
将来の生活を考えるとここで仕事をやめてしまうほどの勇気もないけど、一生「おひとりさま」で生きていくのも寂しいような気がする。

なんて考えていると気持ちばかり焦ってしまう。

そんなあなたに、実際にそのような女性が成婚にこぎつけた事例を紹介させていただきますね。

お届けするのは大阪市中央区の結婚相談所マナマナでカウンセラーをしています坂田芳弘です。
大阪のちいさな結婚相談所マナマナは小規模ですが8万名程度(2022年9月現在)の会員数を誇る日本結婚相談所連盟に所属しています。
大阪から全国へオンラインで活動を展開している成婚率が約40%の結婚相談所です。

この記事では結婚適齢期ならぬ、妊娠適齢期や実際の結婚相談所での活動状況を知ることができます。

ここではマナマナでご成婚された方の活動を紹介させていただきますね。
なお、出てくる名前は偽名ですし、使用している写真もこの方のものではありませんことご了承ください。
この記事があなたの参考になれば嬉しいです。

ご入会いただいたきっかけはご友人のおすすめ

幸せ

私たちが結婚相談所を開業して間もなくご入会いただいた女性がいました。そのお名前は裕子さん(仮名)。
私たちがお店を出した隣にあったお店(確かダイエット用食品販売のお店)の方のご友人で、「うちの隣に結婚相談所ができたよ!」と紹介していただいたのです。

お話を聞いているとお仕事は建築事務所で設計をされているとのこと。
仕事は本当に中堅どころで新入社員の育成も任されており、仕事にやりがいを持って臨んでおられました。

しかし気がつけば、あと一年もすると40歳を迎えます。
これまで仕事も大事だけど、子供を産むことを考えるとなんとか30代のうちに結婚しておかねば・・
でも見ず知らずの結婚相談所に飛び込む勇気もないし・・・
と悩んでおられたようです。

そこへご友人からうちを紹介されたのがきっかけでした。
ご友人のおすすめということもあって安心してこられたのだそうです。

妊娠適齢期ってあるの?

妊娠適齢期

裕子さんは言いました。

「私、子供を産みたいので結婚したいんです!」

「子供を産みたいのならもっと早く結婚しなくちゃ!」

が私たちの答え。

世間では晩婚化が進むなど、結婚する年齢がどんどん高まっています。
しかし、女性が妊娠する適齢期は昔も今も変わっていません。

理想は20代で一人は産んでおくこと。
30代に入ったくらいでもうお一人産むくらいが子育てのことも考えると適齢期になります。

あ、これは女性に限ったことではありません。
男性の生殖可能年齢も女性と同じで、加齢とともにその能力は低下してくるもの。
男性も子供を産む年齢に関しては気を付けた方がいいのです。

1年以内の成婚を目指した活動がスタート!

婚活

とにかく30代のうちに結婚するという目標を達成するためには早く活動をスタートすることが大切!とすぐにご入会いただきました。

裕子さんはもともと見た目もかわいらしい女性でお話もしっかりとされていましたので、活動を始めるとすぐにお見合いのお申込みもいただけました。

傾向としては、結婚相談所に登録した早々にはお見合いの申込を多くいただけるものです。
それは多くの女性にアプローチしてきてうまくいかなかった男性たちは常に新入会の女性をウォッチしているからなのです。

そんなことから活動を始めたばかりの裕子さんに多くのお見合い申込をいただきました。

数人とのお見合いを経て、ある男性と交際に入りました。
この男性が勤めておられる会社はいわゆる一流企業でした。
条件もよく、裕子さんにはぴったりのお相手だと私たちも感じていました。

理想のスペックの男性と交際に!

しかし交際が始まるとなかなかお相手の男性と会う機会が少なかったのです。
日常のやりとりはメールで毎日していましたが、いざデートとなるとなかなか会えなかったのです。

交際期間は一年以上になりましたが、実際にデートしたのは5回もありませんでした。
しかし男性側から交際を終了させる動きもありません。

お話を聞いているとなんだか妄想癖のあるような男性であることがわかりました。
そしてあるキャラクターのぬいぐるみがとても好きな事も。

なんでも一番大切にしているのがそれで、そのぬいぐるみと仮想(妄想?)の旅をした話などを聞くことが日常のやり取りだったようです。
つまり、彼に取って一番大切なのはそのぬいぐるみだったということ。

私たちのアドバイスは彼との交際を終了させて別な出会いを探しましょう!でしたが、裕子さんはなかなかその気持ちになれなかったのです。
それだけ彼の「スペック」は良かったということだったのです。

婚活をあきらめたその時!

婚約指輪

気がつけば活動を始めて一年以上が経過していました。
すでに40歳になっていた裕子さんは、どれだけ彼氏のために努力しても自分の方を向いてもらえないと考えるようになっていました。

一方で会社からのもう一段、責任のあるポジションを打診されていたこともあり、ついに婚活をあきらめて仕事に生きる決心をしたのです。
もちろん私たちは引き留めましたが裕子さんの決意も固いことを知り、裕子さんに最後のお願いをしたのです。

「いま、お申込みいただいているこの男性と会うだけあってみて」

そしてそれまで1年上に亘って続けてきた彼氏さんとは交際を終了させたのでした。

その男性は裕子さんの希望とは少し異なるところもありましたが、いまお会いしてもらえるのはこの方しかいなかったのです。

そしてお見合いをした結果、お二人の気持ちは「もう一度会ってみたい!」でした。

交際が始まると、なんだか二人のデートはみるみるうちに発展していきました。
最初は喫茶店でお茶する程度でしたが、次第に遠出をするようになってきました。

冬が間もなく終わろうかというとき、二人は車で片道2時間程度の場所へカニを食べに行くことになったのです。
私たちは速い展開に少し不安も感じていましたが、二人が決めたことだからと信じて見守ることにしたのです。


するとカニを食べた帰りの車中で突然のプロポーズが!
裕子さんも驚いたようですが、自然な流れでプロポーズを受けたとのこと。

私たちはそれまで裕子さんから聞いていた彼氏への印象はそれほどいいものではなかったのです。
会話もそれほど盛り上がっている様子はないし、何となく地味な感じのする彼氏さんだったので、明るく快活な裕子さんにあっているのかなぁと少し首をかしげるところもありましたから。

裕子さんの決め手は、

狭い車内で片道2時間の車での旅が決して苦痛ではなく楽しいものだったこと、

でした。

結果、会社には提示されたポジションを受けるのではなく、退社する意思を伝えたのでした。

あかちゃんは授かりもの

裕子さんが結婚したいと思ったのはお子さんを授かりたかったから、でした。
でも結婚を決意した裕子さんのなかからはそれは一番ではなくなっていました。

あかちゃんは二人への授かりものだという気持ちが強くなり、まずは彼との生活を楽しむことを一番に感じるようになったのです。

こうして活動を始めてから2年が経過したころ、二人だけの新たな生活が始まったことを見届けることができました。

あなたが思い描いている結婚生活や、その実現に向けた婚活ってその思い通りにはいかないもの。
あなたが思っている以外のところにあなたが求めているものはあるのかも知れませんよ。

大切なことは、思いを行動に移すことなのです。

今回紹介した内容があなたのお役に立てたのなら嬉しいです!
そして、何かピン!ときたものがあれば遠慮なく私たちの無料相談をご利用くださいね!


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