結婚相談所で婚活するブログ|事実婚ってどういうこと?

私のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
あなたがここに来られたのは何かお困りごとがあるから、でしょうか?
結婚に疑問を感じている、婚活してるけどなんだかうまくいかない、そんな感じ・・・でしょうか?

今回はいろいろな結婚の型について考えてみたいと思います。

お届けするのは大阪市中央区の結婚相談所マナマナでカウンセラーをしています坂田芳弘です。
大阪のちいさな結婚相談所マナマナは小規模ですが8万名程度(2022年9月現在)の会員数を誇る日本結婚相談所連盟に所属しています。
大阪から全国へオンラインで活動を展開している成婚率が約40%の結婚相談所です。

結婚の種類にもいろいろあるようです。
結婚したら夫婦は必ず一緒に生活する、というものでもないようです。

昭和の時代とは異なり、多様性が受け入れる社会となって、結婚もその例外ではないのです。

でもいろいろな結婚の型が選べることはいいことのようですが、そこにはあなたの責任もあることを知っておいてくださいね。

さて、今回は様々な結婚の型の中で事実婚を取り上げてみたいと思います。

事実婚とは?

結婚って何?事実婚って?

事実婚が通常の結婚と異なるポイントは婚姻届けを提出しないカップルが事実上の婚姻とみられる関係にあることと定義されます。

ということはつまり、事実婚とは型の上ではは恋人関係の同棲となんら変わりません。

ですが気持ちの面では恋人よりも強い結びつきと言えます。

なんだか区別するのが難しいですね。

でもこのように、これまでの目に見える型としての結婚ではなく、目に見えないこころの結びつきを重視する結婚の型と言えるのではないでしょうか?

こころの結びつきを重視するというとここちよい響きのように感じますが、気持ちが離れて行くといつでもその事実関係をなかったことにできる、脆弱さも持ち合わせていることを考えておくことが大切です。

日本ではなじみの少ない事実婚ですが・・・

このような事実婚に対してなんだか違和感を覚える人もいらっしゃるかも知れませんね。

確かに世界的にはそれほど珍しいものではないのですが、日本ではあまりなじみがありません。

ではどのような方が事実婚を選ばれるのでしょうか?

・夫婦別性にこだわりたい

・再婚で連れ子があって当面のことを考えると事実婚の方が都合が良い

・家族が入籍に反対している

と言った背景をお持ちの方々があげられます。

実際に事実婚を選んだ際のメリットとはなんでしょうか?

メリットがあればその反対にデメリットもあるはずですよね。

事実婚のメリットは?

まず、事実婚のメリットについて考えてみたいと思います。

結果として婚姻届けを提出することによって生じる法的な制約(束縛)がなく、自由な意思が尊重されることはメリットだと言えます。

どういうことかというと、女性から見ると事実婚のお相手である男性は「主人」ではないのです。

自立してこられた女性の場合でしたら、それまでと同じように自立を維持できるのです。

また、男性の方も責任を取る必要のもないので気楽に感じられるのではないでしょうか?

女性は、勤務先にも届ける必要もありませんし、家と家の結びつきを考えることもないのでストレスが少ないと言えます。

つまり、事実婚を選択した二人のつながりは愛情だけとなるのです。

これは、例えば愛情もなくなったのに、家の結びつきと言うだけでずーっと一緒にいなければならないことがないということになります。

二人の愛情以外に自分の責任が及ぶことはないということが事実婚のメリットだと言えます。

事実婚のデメリットは?

では、事実婚のデメリットはどうでしょうか?

これはまだ日本ではなじみがないことが挙げられます。

つまり、日本ではまだ事実婚と言う結婚の型が法的には認められていないのです。

法的に認められていないので負う責任がないというメリットの裏返しになりますね。

これはつまるところ、二人は法的には夫婦と認めてもらえないのです。

従って、夫婦でなければ受けられないサービスもあります。

例えば不妊治療などの場合に、事実婚であることを証明する書面の提出を求められることもあるようです。

私たちが知っている行政書士さんがその契約書を作成してくれますよ。

特にポイントは妊娠した時ですね。

親子関係を築くには養子縁組をすることになるのです。

あなたの事情に合わせた選択を!

このように、子供が欲しいカップルには事実婚のメリットとデメリットをよく考えておく必要があるようです。

世界的に見ると、例えばフランスでは婚姻届けを出す法律婚よりも事実婚の方が多いそうです。

これは出産等に対する国の制度の違いが大きいからだという方もいらっしゃいますが、いざ離婚となるとかなり面倒な手続きが必要だという背景もあるようです。

いずれにしても、法的に求められてはいない事実婚という型を選ぶことができる社会になったことは事実です。

このように自由度の増した社会を謳歌するためにも、将来起こりうるどのような事態にも対処できる心構えは必要だと言えます。

あなたは事実婚という結婚の型を選ばれますか?

あなたがその気になったとしてもパートナーさんの気持ちも大切にしてくださいね。

だって、お二人の愛情だけが頼りの事実婚なのですから。

同じような型に共生婚っていうのもありますね。

こちらの記事を参考にしてみてください。

あ、結婚相談所で出会った二人が事実婚を選ぶ、っていうことも可能ですよ!

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