正直、私は母がどういったいきさつで今は亡き父と

結婚したのかは聞いたことがありません。

母の結婚観を初めて聞いたのは、

姉が結婚するときでした。

姉は、勤めていた会社の人と

結婚することを決めたのですが、

出身が遠くの、しかも農家の長男と言うことで

母は強く反対していました。
でも、それでひるむような姉ではありません。
姉はその人と結婚しました。

今から思えば、

母は姉を近くにおいておきたかったのでしょう。
この仕事をしていると、お母さんが一人でやってこられて、

「娘にいい人がいないか?」

と尋ねられることもあります。

そんな場合は決まって、

「近くで」とおっしゃられます。

娘さんの意向も確認したいので、

「次はご一緒に」ってお願いすると、

もう来ることはありませんでした。
恐らく、

娘さんには何も話しておられなかったのでしょうね。
どうも母親っていうのは

娘を近くにおいておきたいものなのですね。
私の母親の話に戻しますね。
私の父は、田舎の8人兄弟の長男でした。

そこへ嫁いできた母は、姉を産んだ時に

子供は姉一人だけでいいと思っていたそうです。
しかし、まわりの小姑が長男の嫁が女の子を

一人産んで許すわけがなかったようです。

なんとか男の子が生まれて欲しいと願って

生まれたのが私でした。

それでホッとしたと言うような話を

私は何度も聞かされて育ちました。
母はまわりから(小姑?)大きなプレッシャーを

かけられていたのでしょう。

そんな母は父とどのような結婚をしたのでしょう?